もう去年の話なのですが、犬連れで日本へ一時帰国しました。
その時の動物検疫の手続きを忘れないうちに記録しておこうと思っていたのに
もうずいぶんと日が経ってしまいました。。
犬を飼い始めた知人にも聞かれたので、ここにも記録。
私が飼っている犬はパグ(♂・当時1歳3ヶ月・約6kg)
飛行機でキャビン持ち込みにする、貨物扱いで預けるという方法があるのですが
パグは短頭種なので、夏場は温度差で事故につながる可能性があるため
受け付けてもらえない場合も。
航空会社によって規定もさまざまなので、要確認です。
うちは2013年5月に一時帰国、パリからローマ経由成田着にしました。
利用した
アリタリア航空の規定だとキャビン持ち込み重量が
他の航空会社より余裕があったので決めました!
手続きですが、なんせ初めてのことで・・自分で調べてはみるものの
これで正しいのか確信が持てず、成田空港の動物検疫所にメールで問合せてみました。
①マイクロチップの挿入
②狂犬病不活性ワクチンの接種
(生後90日以降及びマイクロチップ装着後の接種を1回目とし、1回目から30日以上あけて2回目を接種)
③狂犬病の抗体値血液検査
(0.5IU/ml以上であればok)
④③の血液採取日から180日待機
⑤日本入国の40日以上前までに到着予定空港へ届出を提出
(こちらでネット上でも提出できます)
⑥出発直前に現地獣医師で指定書類の記入、政府機関で証明書を取得
こうやって書き出すだけでも大変・・・。
血液検査以降の待機期間もあるので、けっこう時間がかかります。
でも、さすが日本!ちょっとした質問にも丁寧に回答をもらえ、
安心して手続きを進めることができました。
成田に降り立ったムギ
なぜか悲しげ・・
また、帰国予定が決まっていないうちに問い合わせてみたので大丈夫でしたが
我が家は1回目のワクチン接種が生後90日以前だったので、それがカウントされず
あわててもう1回分を打ちに獣医さんへ。
先生は「まだ期限切れるのだいぶ先なのに、なんで?」
「なんで2回も接種しないとだめなの?」と納得できない様子でした。
日本の検疫が・・と説明すると「なんだか大変だね~」と。笑
⑥の書類記入を担当獣医師にお願いするところまではなんとか進んだものの、
DDSV(フランス政府動物検疫)の場所を調べて出発2日前に行ったところ、まさかの移転!
移転先も書かれておらず、その場でネットを探しまくり・・・。
2013年5月時点ではこちらでした。
8 rue froissart 75003 PARIS (最寄駅 M8番線Saint-Sebastien-Froissart)
TEL:01 40 27 16 00
事前に予約しておいた方がよいみたいです。
手続き自体は10分程度で終わりました。
たしかに手続きは大変だけど、きちんと確認して間違いがなければ愛犬と一緒に帰国できるし、
日本到着時もとてもスムーズでした♪